「GitHubは転職で必要なの?」
「GitHubに何を公開すれば評価されるの?」
エンジニアへの転職を考えている方の中には、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
GitHubは、ソースコードを管理・公開できるサービスです。職務経歴書だけでは伝えきれない技術力や学習意欲をアピールできるため、転職活動で活用されることがあります。
ただし、GitHubが必須というわけではありません。企業によって評価の仕方は異なり、公開する内容にも注意が必要です。
この記事では、GitHubが転職でどのように評価されるのか、公開すると評価されやすい内容や注意点について、初心者にもわかりやすく解説します。
Contents
GitHubは転職で有利になる?
GitHubはスキルを見える化できる
GitHubには、作成したプログラムやアプリケーションのソースコードを公開できます。
職務経歴書には「Javaを使用した開発経験あり」と書けても、実際にどのようなコードを書けるのかまでは伝わりません。
GitHubがあれば、実際の成果物やコードを通して技術力をアピールできます。どのような技術を使い、どのような考え方で開発したのかを採用担当者へ伝えやすくなるでしょう。
GitHubが必須ではない企業もある
GitHubを提出しなくても応募できる企業は数多くあります。
特にSIerや受託開発企業では、GitHubの提出を必須としていないケースも少なくありません。
一方で、自社開発企業やWeb系企業では、GitHubやポートフォリオを重視する場合があります。
また、未経験からエンジニアを目指す場合は、実務経験の代わりに学習成果をアピールできるため、GitHubを活用するメリットは大きいでしょう。
GitHubで公開すると評価されやすいもの
ポートフォリオ
転職活動では、ポートフォリオとして制作したアプリケーションを公開するのがおすすめです。
例えば、次のような成果物は技術力を伝えやすくなります。
- Webアプリケーション
- 業務効率化ツール
- APIを利用したサービス
- 個人開発のアプリ
完成度だけでなく、自分で考えながら開発したことが伝わる成果物であることも重要です。
READMEを充実させる
GitHubでは、READMEという説明ファイルも重要な評価ポイントです。
READMEには、次のような内容を記載すると、採用担当者にも内容が伝わりやすくなります。
- アプリの概要
- 開発した目的
- 使用した言語やフレームワーク
- 工夫した点
- 実行方法
コードだけでは伝わらない背景を説明できるため、READMEもしっかり作成しておきましょう。
コミット履歴
GitHubでは、コミット履歴(変更履歴)も確認できます。
コミット履歴を見ることで、
- 継続して学習しているか
- 開発をどのように進めているか
- 定期的に改善しているか
などが伝わる場合があります。
ただし、「毎日コミットすること」が目的ではありません。更新頻度よりも、継続的に開発へ取り組んでいることが伝わることが大切です。
GitHubを転職で活用するメリット
技術力を客観的に伝えられる
実際のコードを見てもらえるため、保有しているスキルを客観的に示せます。
面接だけでは伝わりにくい技術力も、成果物があることで説明しやすくなります。
学習意欲をアピールできる
未経験者の場合は、GitHubに学習記録や制作物を公開することで、積極的にスキルアップへ取り組んでいる姿勢を伝えられます。
企業によっては、現時点のスキルだけでなく、今後の成長性を重視するケースもあります。
面接で話しやすくなる
GitHubの成果物があると、「この機能はどのように実装したのですか」「開発で苦労した点はありますか」といった質問にも具体的に答えやすくなります。
実際の開発経験をもとに話せるため、面接でも自分の強みを伝えやすくなるでしょう。
GitHubを公開するときの注意点
会社のソースコードは公開しない
業務で作成したプログラムを、無断でGitHubへ公開してはいけません。
会社のソースコードには機密情報が含まれている場合があり、情報漏えいにつながる可能性があります。
公開するのは、自分で作成した成果物だけにしましょう。
APIキーやパスワードを含めない
GitHubへの公開でよくあるミスが、APIキーやパスワードなどの認証情報をそのまま登録してしまうことです。
第三者に悪用される可能性もあるため、公開前には機密情報が含まれていないか必ず確認しましょう。
サンプルコードをそのまま公開しない
チュートリアルや教材をそのままコピーしただけでは、十分なアピールにはなりません。
サンプルを参考にすること自体は問題ありませんが、自分なりの機能追加や改善を行い、開発内容を理解したうえで公開することが大切です。
GitHubだけでは転職は決まらない
GitHubは転職活動に役立つツールですが、それだけで採用が決まるわけではありません。
企業は、次のような点も総合的に評価しています。
- 職務経歴書
- ポートフォリオ
- 面接での受け答え
- コミュニケーション能力
- 開発経験や業務経験
GitHubは、自分のスキルを伝えるための一つの材料として活用するのがおすすめです。
まとめ
GitHubは、技術力や学習意欲をアピールできるため、転職活動で役立つことがあります。
特に、未経験からエンジニアを目指す方や、自社開発企業・Web系企業への転職を考えている方は、ポートフォリオを公開しておくことで評価につながる可能性があります。
一方で、会社のソースコードや認証情報を公開しないなど、情報管理には十分注意することも大切です。
GitHubを上手に活用し、自分のスキルや取り組みをわかりやすく伝えられるポートフォリオを作成して、転職活動に役立てましょう。